小学校の作文
学生ではレポート
社会人でもプレゼン資料や企画書
文章を書くということは人生に常に付きまとってくるものです。
僕も作文、レポート、プレゼン資料、企画書なんかは考えるだけで
「めんどくせー」
と思ってしまいます。
ブログで好きなことを書くのは楽しいのに!
乗り気じゃない文章を書くと話の軸がずれたり、あらぬ方向へ迷走したりします。
そうすると時間がかかってますますやる気がなくなっていくんですよね。
ならば文章を書くということを手早く終わらせることができたら楽だと思いませんか?
苦手なこともスムーズに終われば、きっと苦手じゃなくなることでしょう。
この記事では文章を書くことに苦手意識を持っている方へ
「新しい文章力の教室」で語られていた文章をスムーズに書き、手早く終わらせる方法を解説していきたいと思います。
大事なのは書く前の下準備
この本ではまず書き始めるのではなく文章の構成を考えなさいと書かれています。
文章を書く前の下準備こそが何より大事で基本なことだと語られています。
項目としてはこんな感じ。
1.書きたいパーツ(事実や意見)をどんどん書き出す
2.パーツの中から主眼(文章のテーマ)を定める
3.残りのパーツをどの順、どのぐらいの量書くか振り分け「骨子」を作る
この3ステップとなります。
それぞれについて具体的に見ていきましょう。
書きたいパーツ(事実や意見)をどんどん書き出す
まずは書きたいパーツをひたすら箇条書きに書き出していきます。
パーツ = これから書く文章に必要そうな事実や意見
この段階では文章の順番や整合性は気にしないで思いつく限りズラズラっと書いていきます。
これらのパーツが次に解説する主眼や骨子をのもととなります。
パーツの中から主眼(文章のテーマ)を定める
つづいては先ほど箇条書きにしたパーツの中から今回一番伝えたい主眼(テーマ)を定めます。
主眼 = 文章のテーマ。この文章で一番伝えたいこと
この主眼をしっかり決めることで「なにについて書く文章なのか」が明確になります。
文章を書いている中での道しるべとなり、話が迷子にならず最短でゴールできるというわけです。
残りのパーツをどの順、どのぐらいの量書くか振り分け「骨子」を作る
最後のステップは決めた主眼(文章のテーマ)がうまく伝わるように残りのパーツを並べていきます。
これが主眼(文章のテーマ)を解説するための「骨子」となるのです。
パーツを並べていく際に大事なことは
・どの順番で並べていくか
・それぞれのパーツについてどれくらいの量文章を書くか
この2つです。
・どの順で並べていくか
主眼(文章のテーマ)が伝わるように箇条書きにしたパーツの順番を入れ替えていきます。
その際に主眼(文章のテーマ)に対して不必要だと思うパーツは思い切って削除してしまいます。
・それぞれのパーツについてどれくらいの量文章を書くか
入れ替えたパーツそれぞれについてどの程度の量文章を書くのかを決めます。
本書ではA,B,Cの3段階ほどで決めるといいと書かれています。
主眼と骨子が完成したら下準備完了!さあ書き始めよう!
上の3つのステップで文章を書く下準備が完了しました。
後はそれら主眼と骨子に肉付けをして文章を書きあげていくのみです。
主眼と骨子により文章全体の方向性と具体的な書く内容がすでにできているので迷ったり悩んだりすることがなく文章をスムーズに書き、手早く終わらせることができるというわけです。
まとめ
文章を書くために大事なことは下準備
下準備は以下の3ステップ
1.書きたいパーツ(事実や意見)をどんどん書き出す
2.パーツの中から主眼(文章のテーマ)を定める
3.残りのパーツをどの順、どのぐらいの量書くか振り分け「骨子」を作る
あとは出来上がった主眼と骨子をもとに文章を書き始める。
僕もブログなどで文章を書くことが増えましたが、この下準備のおかげで
途中で書く手が止まったり
自分が何を書いているのか整理がつかなくなったり
といったことがぐっと減りました。
ぜひ皆さんも文章を書く前の「下準備3ステップ」を試してみて下さい。
ありがとうございました。
コメント