現在僕は賃貸物件を探すべくいろんなところを内見しています。
そこで仲良くなった仲介業者の方がこんなことを言っていました。
「賃貸物件での値段交渉は場合によっては上手くいきます。
けどやりすぎると入居NGになったりもします。」
入居NGなんてことがあるんですね 笑
大家さんや管理会社はお客さんが入ってくれた方がいいのに…
今回は賃貸物件で値段や待遇などの交渉したいと考えている方に向けて
どのレベルで入居NGやブラックリスト入りしてしまうのかを
仲介業者の方の話から解説していきたいと思います。
①複数の仲介業者経由での値段交渉
一人目は複数の仲介業者から値段交渉を試みた人でした。
通常賃貸物件の連絡の流れとして
入居希望者 → 仲介業者 → 管理会社 → 大家さん
という連絡の流れがあります。
たいていの場合管理会社が入居の手続きから物件の管理まで行っているようです。
つまり値段交渉も管理会社へ先に連絡が行きます。
今回の場合は入居希望者が複数の管理会社に値段交渉をしました。
すると仲介業者は決定権がないので管理会社へ連絡します。
流れとしてはこんな感じです。
↗ 仲介業者 ➘
入居希望者 → 仲介業者 → 管理会社 → 大家さん
➘ 仲介業者 ↗
管理会社からしたら同じ値段交渉が何件も...
うんざりした管理会社がこう言います。
「この質問している人の名前教えて」
こうして尻尾をつかまれた入居希望者の方は入居NG
管理会社が大きな会社だったこともありブラックリスト入りしてしまったそうです。
大手管理会社にブラックリスト入りされるとその会社が管理しているその他多くの物件も入居しづらくなってしまいます。
この話から学べることは
仲介業者はあくまで仲介、値段や条件の決定権はないということ。
そのため複数の仲介業者へそれぞれ連絡したところで結局管理会社、大家さんへ同じ質問を投げかけるだけになります。
別方面から延々同じ質問されたら嫌になちゃいますね。
②大量の質問攻め
もう一人は管理会社へとにかく質問をしまくった人だそうです。
質問の量が細かく大量だったとか...
この人も入居NGがでてしまったそうです。
僕個人としてはたくさん質問しただけで入居NGなの?と思いました。
僕が考えている以上の質問攻めだったのでしょうか?
もしかすると管理会社側にも問題があったのかもしれません
とにかくここから言えることは
業務とは言え相手も人間なので心証を悪くしてしまうのは得策でないということです。
「仕事なんだから要求には全部答えて当然だろ!」
みたいに上から目線は良くないですね。
その他気を付けたいところ
その他にも交渉をする上で気を付けたいところをお聞きしました。
・人気物件、人気時期に交渉は通用しづらい
人気物件、人気時期だとほっといても人が入ってくるので殿様商売になるります。
そのため交渉の余地はほぼないそうです。
・大前提として値段や待遇の交渉は大家さんとするもの
値段や待遇の決定権は大家さんになります
そのため値段交渉は仲介業者、管理会社とするものではなく大家さんとするものです。
とはいっても管理会社を通さないと大家さんに取り次いでもらえないので
その際は「説明しやすい交渉」「納得しやすい交渉」の方が取り合ってもらえるのかなと個人的に思いました。
大家さんへ取り次いでもらうことを一番に話をするのが良いのではないでしょうか。
複雑で面倒くさい内容だと
「そんなん言うならもう結構です!」
と突っぱねられてしまうかもしれません。
まとめ
今回の話を簡単にまとめたいと思います。
仲介業者の方に聞いた入居NGになった人の話
①複数の仲介業者へ値段交渉をしても結局は物件の管理会社、大家さんに同じ交渉が飛んでいくだけなので入居NG
②膨大な量の質問攻めをしてしまうと相手も人間なので嫌気がさして入居NG
その他気を付けたいところ
・人気物件、人気時期は殿様商売になるので交渉の余地はほぼない
・値段交渉は大家さんとするもの仲介業者等へしても仕方ない
賃貸物件は生活コストの大きな割合を占めるのでできるだけ抑えたいですよね。
ですがその欲も大きすぎると身を滅ぼしてしまいます。
これから賃貸契約をする、生活費を安くしたい人の参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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