【高配当株バンザイ!】コロナショックで分かったSPYDの強みと弱み

SPYD お金

おはようございます!だろうです!

米国の高配当ETFと言えばVYM、HDV、SPYDなどが挙がると思います。

その中でも特に利回りの高いSPYDはコロナショックでそのほかの株同様に大きく値を下げました。

相場の回復とともにSPYDの価格も戻るかと期待されましたが価格は低迷し、非難の声も多くありました。

その後相場に遅れをとりながらも株価は回復し、2021年3月現在では過去最高値を更新しています。

今回はそんな初の暴落コロナショックをうけたSPYDが見せた強みと弱みについて記事にしていきたいと思います。

資産運用に興味のある方、高配当株に興味のある方はぜひ読んでいってください。

結論

・SPYDの弱み

 コロナショックでの下げ幅は大きい

 暴落からの価格の回復は遅い

・SPYDの強み

 コロナショックでの下げ幅が大きいゆえに、高利回りを狙える

 買い増しのチャンス期間が多かった

投資は自己責任です。

コロナショックでそうだったからと言って次の暴落でも同じようになるとは限りません。

ですが「前回の暴落ではこのような値動きをした」という事実は覚えておいて損はないでしょう。

それでは詳しく解説していきたいと思います。

SPYDの弱み

コロナショックでの下げ幅は大きかった

SPYDはよく比較されるHDV、VYMに比べ景気敏感株だと言われてます。

それを示す通りコロナショックではHDV、VYMそれからS&P500のどれよりも大きく価格を下げました。

  SPYD  -43%

  HDV  -31%

  VYM  -31%

  S&P500 -30%

これを見るとSPYDが大きく価格を下げていることがわかります。

SPYDがコロナショックで見せた弱みの1つ目ですね。

暴落からの回復が遅い

SPYDはコロナショックの後HDV、VYM、S&P500に比べ株価の回復が遅れていました。

2020年の8月頃にはHDV、VYMはコロナ前の9割ほど、S&P500に至ってはほぼコロナ前に回復していました。

ところがSPYDはコロナ前の7割程と低迷が続き相場に比べて見劣りしていました。

これもSPYDがコロナショックで見せた弱みの2つ目ですね。

SPYDの強み

コロナショックでの下げ幅が大きいゆえに、高利回りを狙える

SPYDを購入する人の多くが「配当利回りが高いから」という理由だと思います。

僕も同じ理由でSPYDを保有しています。

配当利回り = 配当金 / 購入価格 となりますので、価格が下がった時が購入のねらい目となります。

そういった意味ではコロナショックで大きく価格を下げたSPYDには大きな配当利回りを得るチャンスがあったわけです。

これは現在のSPYDの価格がコロナ前に戻ったからこそ言える話でもあります。

SPYDは設定されたは2015年と日が浅く大きな暴落を受けたことがありませんでした。

コロナショックによる暴落でそこから一生返ってこれない可能性もあったわけです。

また、コロナショック後の2020年3月、6月、9月は減配が続いていました。

これも高配当株を購入する方の恐れるところですね。

ですが、2020年12月では配当金の水準もコロナ前以上に回復しています。

今回のコロナショックに関して言えば「暴落時に買っておけばよかった」となるわけです。

買い増しのチャンス期間が多かった

弱みの部分で「暴落からの回復が遅かった」と書きました。

しかし裏を返せばその期間は比較的利回りの高い、買い増しをするには良い期間が長くあった言えるわけです。

暴落直後程の高利回りは出せませんがそれでも通常時よりは大きな利回りを出せる状態が長く続いていたということになります。

これらの話は終わってみて分かることである

最期になりますが、これらの話はSPYDの価格がコロナショック前まで回復したからこそ言えることでもあります。

終わってみればHDV、VYM、S&P500同様にSPYDも価格を戻して安心したからこそ「あの時はチャンス」だったと言えるわけです。

暴落から一生価格が戻ってこられない可能性だって十分に考えられます。

ですがSPYD設定後初めて受けた暴落相場で今回のように大きな購入のチャンスがあったことは事実です。

同じような相場が来たときは今回の経験を踏まえてしっかり拾いに行きたいと僕は考えています。

まとめ

・SPYDの弱み

 コロナショックでの下げ幅は大きい

  HDV、VYM、S&P500などに比べ暴落時の下げ幅が大きかった

 暴落からの価格の回復は遅い

  HDV、VYM、S&P500などに比べ株価の回復が遅かった

・SPYDの強み

 コロナショックでの下げ幅が大きいゆえに、高利回りを狙える

  下げ幅が大きいということはその分その他の株より高利回りを狙えたということ。

 買い増しのチャンス期間が多かった

  暴落から株価の低迷が長かったということはその分買い増しするチャンスが多かったということ。

これらの話は終わってみて分かることである

  現在株価が回復したからこそ「あの時はチャンスだった」と言えてる。

今回の内容はあくまでコロナショックではこうだったと事実ベースの内容となっています。

そのため次回も同じような値動きになるとは限りません。

ですが次の暴落相場でも今回同様にの値動きになると予想できます。

その後株価の低迷が続いたとしても最終的な価格が回復すると思うのなら購入を検討すべきだと思います。

またコロナショックのように大きな暴落で心の平静が保てないのはリスク許容度を超えた投資をしている可能性があります。

「リスク許容度」の重要性についてはこちらの記事を参考にしてください。

みなさんが資産運用をする上での参考になればと思います。

ありがとうございました。

 

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